本文へスキップ

文京区 家庭的保育事業 小堀奈央

TEL.03-3822-8488

〒113-0021 東京都文京区本駒込4-27-3-103

SandyとNaoのつぶやきcompany


2020年07月20日

幼い子どもを相手にする私たち保育士がマスクをして
過ごすのを、表情が隠れてしまって致命的なことだと
考える人もあるだろう。
けれど実際には全くそんなことはなかったりする。
前髪とマスクとの間にわずかに見えている、しかも
それほど大きくもないこの目で、私は確かに上手く
子どもたちとコミュニケーションが取れている。
他のスタッフもしかり。
相手が笑顔なことはマスクをしていたとてちゃんと分かる。
口だけ笑って目が笑っていない人はよくいるけれど、
普通は目が笑ったら口も一緒に笑ってしまうから、
その逆はとても難しい気がする。
だから、目が笑っていれば絶対的にそのマスクの下は
笑顔なんだ!と、人は感じることができるのでは?
そんな風に思っている。
あれこれ難しく分析しなくても、それを自然と
子どもたちも感じているのだと思う。

でも世の中には笑うのがもったいないとでも
思っているかのような人が、割と多いと感じる。
この頃はあまり出歩かないが、行った先の
例えばスーパーやホームセンターなどの店員さん
の多くからは、マスクの奥の笑顔が浮かばない。
レストランにでさえそんな風な人がいる。
どんなに丁寧な言葉でも、笑顔が伴わないなら
ぶぶぶーではないか?
むしろ無言で笑顔の方がずっと気持ちが良い。

笑顔って、時には作ることも必要なのかも知れないけれど
何も考えずとも出てきてしまうものだと思っていた。
でもそうでもないのかもと大人になって感じている。
そうでない人を見ると残念だなぁもったいないなぁと
思うけれど、幸い私の周りにはいつも笑顔が溢れている。
あるいは笑顔が笑顔を呼ぶのかも知れない。

目は口ほどに物を言う。
コロナの時代の今、それをまさに実感している。
-N