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文京区 家庭的保育事業 小堀奈央

TEL.03-3822-8488

〒113-0021 東京都文京区本駒込4-27-3-103

SandyとNaoのつぶやきcompany


2019年04月08日

久しぶりのSandyだよ。


ぼくは自称(?)セラピー犬だから、Naoさんのグチとかも
よく聞いてあげるんだけど最近まったくもって聞き捨てならないことを
耳にしたものだから、ぼくもここにグチっちゃうことにしたよ。


Sandy'sのある文京区って、公園にワンコが入ることが禁止されているんだ。
しかも『迷惑だから入ってはいけません』みたいな、グサっと傷つく感じの
看板がドドーンとあったりする。
これを初めて見たとき、Naoさんは泣きそうな気持ちになったと言ってたっけ。
ぼくは字が読めないけど、あれ?どうして公園に入っちゃダメなの?
って思ったよ。
だって、それまではいつもどこの公園でも普通に入って、そしたら子どもたちが
ワーって寄ってきて「可愛い♡触ってもいいですか?」とか言って
なでなでしたり顔をスリスリしたり。
まだ話せない子はお母さんと一緒に来て、お母さんが
「ふわふわね~、なでなでさせてもらう?」とか言うと
小さい手がぼくの毛の中にズボッと入ってきて、時々そのまま掴まれたり
するけど、喜んでくれてるからまぁいっかってガマンしたり。
そんなことが普通のことだったから。


ワンコに初めて触る子には、いきなり触るのではなくて、まずは手をグーにして
じっくりにおいを嗅がせてあげるんだよとか、Sandyは大丈夫だけど、
他のワンちゃんは尻尾を触ったら怒られることがあるから気をつけてね
とか、Naoさんが教えてあげたりして。
次に会ったときにはその子が別の子に教えてあげたり、そういうのって
良いなって感じてた。


だけど、文京区にいるときは、もうそういうことがほとんどなくなっちゃった。
道を散歩してるときに声をかけてもらうことはあるけどね。
でも道だから、一瞬だけ。


で、ぼくのグチのポイントは「何で公園に入っちゃダメなんだよー!」
ということではなくて(まぁそれももちろんあるけど。)
ぼくたちは傷つきながらもそれをちゃんと守ってるのに、人間の大人たちは
ルールを守ってないってこと。そして、ぼくたちがルールをやぶったら
きっとすごく怒られたり嫌な思いするのに人間の大人たちは何も言われたり
しないってこと。そんなのすごくおかしくて、ズルい!!


聞き捨てならなかったNaoさんのグチは、こんな話。

「ちょっと聞いてよ~。公園にさ、いっつもいっつもタバコの吸い殻がたくさん
落ちてるの。遊びに行くとそれを拾うのが最初の仕事なんだよ。
子どもが食べちゃったらどうするわけ?
っていうかさ、タバコ禁止って看板があるんだよ。その看板の前のベンチの下に
吸い殻が落ちてるとか、おかしいでしょ!
字が読めないわけ?吸うのもダメなのにそれを地面に捨てちゃうとか本当に
意味がわからないんだけど。
タバコに限らず色んなゴミも散らばってるしねぇ…。
子どもの手とか鼻水を拭いたティッシュのゴミより、拾ったゴミの方が
10倍も20倍も袋の中にあるよ。全くどうかしてると思わない⁈」

ぼく、それを聞いて本当に呆れちゃったよ。
嘆かわしいっていうのは、こういうことを言うんだよね。


公園に犬が入れなくなったのは、ウンチをそのままにする人がいたり
東京ではリードをつけないで散歩させるのは禁止になっているのに、
ノーリードで犬同士を遊ばせたりする人がいたり、そういうことからくる
苦情が原因なんだと思う。
それらの苦情はごもっとも。確かに良くないこと。ダメなこと。
でもさ、悪いのは誰なの?ぼくたちじゃないよね?
ぼくたちを連れてる人間でしょ?
しかもそれはごくごく一部の人のこと。


迷惑だから入るの禁止!って、ワンコの絵に大きなバッテンが書いてあるけど
それは大間違いで、バッテンをつけられるのは本当は人間の方じゃない?


ぼくたちや、ちゃんとしている多くの飼い主さんたちがこんなに
肩身の狭い思いをしてるのにタバコ吸ってる人とかそれを捨てていく人とか、
ゴミを持ち帰らない人とかはこれからもいつだって大きな顔して
自由に公園に入れる。そんなのありなの?


みんなが気持ちよく憩える楽しい場所に、文京区の公園もなると良いな。
人間さんたち、どうかどうかよろしくお願いいたします。
ほんとにほんとに、ほんとーーーに、よろしくお願いしますよ!!


今日はぼくの嘆きを聞いてくれてありがとう。 S