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文京区 家庭的保育事業 小堀奈央

TEL.03-3822-8488

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SandyとNaoのつぶやきcompany


2018年12月03日

久しぶりに、Naoさんの旅にお伴した。
海外の時はぼくは日本のホテルでお留守番だから、国内旅行バンザイ!
場所は軽井沢だった。

天気予報は良くなくて、でものんびりするのが目的だからまぁいっかなんてことだったみたいだけど、実際には雨も雪も何も降らずにむしろ青い空を見ることができて、お天気に恵まれた旅となった。





ある年のこと。
生まれて57日目の小さな小さな赤ちゃんが、保育ママをしていたNaoさんのところにやって来た。雪のように真っ白な肌で、髪の色は明るくて、まるでお人形さんみたいに可愛い男の子Tちゃん。
1日に何度もミルクを飲んで、ねんねして。いっぱいいっぱい笑ったね。
次の4月が来てももう一度0歳児だったTちゃんだったから、いつものみんなより長く一緒にいられると喜んでいたのだけど…。年度がかわって間もなく、パパの転勤でお引越しをすることになっちゃったんだ。最後の日はもうお顔ぐちゃぐちゃになってヒックヒック大泣きだったNaoさんとウルウルなママを、Tちゃんはきょとんとして交互に見ていたんだよね。


「軽井沢に来ています」ふと思い立ったNaoさんは、TちゃんママにLINEした。
そう、Tちゃんのお引越し先は長野県!急なことだったのに、明日もお仕事なのに、ママはその夜ホテルまでTちゃんを連れて来てくれた。しかも、お姉ちゃんお兄ちゃんたちもみんな一緒に♡
相変わらず色白でとびきり可愛いTちゃんは、5歳になっていた。もうミルクの香りはしなかったけど、ぼく、すぐにわかったよ。ママとNaoさんはハグして再会を喜び合い、ぼくはみんなにしっぽをブンブン振った。
たくさん遊んでさよならの時、Tちゃんがママに顔をうずめながら泣き出した。もっと遊びたいとか、明日も来たいとか言いながら。そんなTちゃんを見ていたNaoさん、また泣きそうになってたよ。おうちに帰ってもメソメソしていたらしいTちゃんだけど、ぼくたちだってもっともっと一緒にいたかったよ。
絶対にまた行くからね。ずっと覚えていてね。ぼくも元気でいなくっちゃ!





楽しかった2週間前のこと、あれは夢じゃなかったよね!?  S