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文京区 家庭的保育事業 小堀奈央

TEL.03-3822-8488

〒113-0021 東京都文京区本駒込4-27-3-103

SandyとNaoのつぶやきcompany


2019年09月23日

とあるスーパーマーケットでの出来事。

日用品のレジで、先に買い物した文房具売り場でもらった袋を
見せて「ここに一緒に入れますので、袋は結構です」と言うと
思いがけない返答があった。
「いいえ、一旦こちらに入れさせていただきます!」

そのスーパーは、食料品売り場では袋を有料化して久しい。
他の売り場では無料で袋をくれるが、辞退すればもちろん
それを受け入れる。感謝の言葉とともに。
なのに、なぜなぜなぜ?
ポカンとしていると、その店員は私の頭を更に混乱させた。
手元の袋に目をやりながら「そこに一緒にしたいんですよね?
こちらで入れましょうか」と言ったのだ。
「あの…環境に配慮して袋を遠慮しただけですので、そのまま
いただきます。」と言うと「あぁ、そうですか。」とのこと。

そのやりとりがどうも腑に落ちなかったので、というか意味が
分からなかったので『お客様の声』にそのまま書くことにした。
食品売り場では有料にしているのに、他の売り場では客が
辞退しているのにも関わらず半ば強引に袋に入れている店員が
存在することを。お店として把握しているのかを。
すると、通りすがりのご婦人が覗き込みながら言ってきた。
「やぁねぇ、どうしてそういうの書くわけ?言いたいことが
あったら、直接言えばいいじゃない。私は15年ここに通って
いるけど、そんなもの書いたことないわよ」と。

スーパーでも食べ物屋さんでも、私はアンケートをよく書く。
そのほとんどはそのお店の良いところや、気持ちの良かった
応対、感謝などの良いことだ。サービスを提供する立場になると
褒められること、認められること、感謝されることは、大きな
モチベーションになり、結果としてより良いサービスの提供に
つながると思うから。そして、気づけばもっと良くなることが
あるなら私は知りたいと思うから、そういうことも時には書く。
今回は後者の方だったけれど、文句を書いていたわけではない。

その(無礼な)ご婦人に向かって、それを説明したかったけれど
言いたいことを言うとさっさと行ってしまったので、諦めた。

モヤモヤのダブルパンチに見舞われて踏んだり蹴ったりのスーパー
での出来事。心がざわめき立ってしまったけれど、家族に話すと
私以上に怒って聞いてくれたので、スッキリしたことだった。


愚痴話に対して私は、一緒にムッとしたり怒ったりしてくれると
落ち着くことができる。
「まぁまぁまぁ、そんなこともあるよ」「とりあえず落ち着こう」
なんて言われると、ますます落ち着けなくなるし、むしろ
あなたに何がわかるの?と矛先が変わってしまうかもしれない。
…大人げないが、本当のこと(-_-😉

まずは「そうだよね、嫌だったよね」そう言って欲しいのだ。
同情をしてからの慰めやら励ましは、私には実に効果的。
これは保育の基本でもあるのだけれど、大人だって同じなのでは
ないかしら。少なくとも私には、実に実に効果的だ。
周りの皆さま、そのように私はある意味とても単純ですので、
今後ともうまいことお願いいたします(笑)。

ありがたいことに、私は同情してくれる人に恵まれている。
そのお蔭さまで、受けたダメージの回復は早いし、心に幾分かの
余裕がいつもある。だから、どうぞ私にも愚痴ってくださいね。
「えー、そうなの?何それ…」「大変ですね、困りましたね」と、
心からの同情をもって話を聞きましょう。

愚痴はなるべく少ない方が良いに決まっている。
もちろん、そんなことは百も承知の上での話、である。 N